2008年4月17日木曜日

言語と文化

こんにちは、お元気ですか?
今日も語学学習を楽しんでいますか?

さて前回の続き、タイで授業見学後AUAのトップと2時間半ぐらい話した内容から。:)

ずっと疑問に思っていた事があります。

それは、なぜ中国語を話せるようになったら英語が上手く話せなくなる人が多いのか?(笑)

私自身も、英語に慣れるまで大変でしたし、ちょっと中国語モードになると今も中国語が口をついて出てきます。「おっと!英語話そうと思ったのにー。」といった感じです。
私の友達も口を揃えて、中国語モードになると英語が出てこないと...。

そんな事からも、なぜ中国語と英語でこうも違うのか?
勉強の仕方が違った。?
英語はやらされた感がある。中国語は好きで始めたり、現地で自然に学んだ...等々。

しかし、AUA のトップと話して、そうそうそれが大きな理由だ!私の疑問の答えを得ました。

それは文化の類似点。文化背景が近ければ近いほど、その言語の習得に時間がかからないと言うもの。(彼はアメリカ人でタイ語やスペイン語が話せます。しかしスペイン語と違い、タイ語の取得にはタイに住んで10年以上掛かったと言っていました。)

英語と日本の文化はとても違う。私もまだまだ英語圏の文化は良く知らないが、アジア的価値観とは違うと思う。中国語は?なんだかんだ言って、歴史的に深いつながりがある。
私は中国で大学院の授業を聴講したが、経営、経済の本は日本人なら結構読めると思う。

よく中国語ではぴったりくるフレーズが思い浮かぶのに、英語では言えないことがある。

例えば:
  辛苦了! お疲れさま!  英語は?  good job? ニュアンスが違う。

これはやはり文化背景からくる言い回しの違い、生活習慣の違い、価値観、考え方の違いがベースにあるんだと思います。

またぴったりくる単語があっても、その単語の持つ意味が微妙に違う事もある。

ことばを学ぶ事は楽しいなぁーと思いつつ、その言葉の持つ文化背景までも学べたら深みがでますよねー。

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