2007年12月29日土曜日

文法学習

皆さんこんにちは。
2007年も残す所わずかとなりましたね。
振り返ってみると、あっという間の1年だったなぁと思います。

さて、今日は文法学習について思った事を書きたいと思います。
アメリカ人家庭でクリスマスを迎えた時のことです。
その家庭には2歳になるとても可愛い女の子がいます。
その子はまだ「ダダダッ,ママーマー」と言った感じで言葉は話せませんが、大分音を表すようになってきました。

彼女は私よりも英語が分かっていて、おばあさんやお母さんの言う事を聞き分けているのです。
私は時々彼らの話している簡単な事が分かりません。
でも彼女はそれが分かっていて、指示された事を行動で示すのです。
例えば、たくさんあるぬいぐるみの中から、指示された特徴のものを、指示された人に渡すといった事です。

そこで私と彼女の英語学習に関する違いについて考えました。1年以上英語を聞く環境にいた点は同じはずなのに、なぜ?彼女はより多くのイディオムと単語,フレーズを理解できるのか?

ここの家庭は、粗祖母、祖母、母親が、ずーっと彼女にとても簡単な英語で話しかけ続けています、その点が私の環境とは違う点だと思いました。
私はサンンフランシスコにいますが、アメリカ人とあまり接する機会がありません。

赤ちゃんはゼロから言語を少しずつ習得していきます。母親や周りの人が、何度も話しかけ、身振り手振りを加え、その意味を伝えていきます。自分の経験と照らし合わせて見て下さい。 :)

"silent period"について以前お話ししましたが、上記の点と合わせて考えて見てもうなずけます。
子供は何度も繰り返し話しかけられて、それを分かろうと集中する事で、言葉を習得して行きます。そこには話さないといけないと言うプレッシャーは特にありません。
話し手も、赤ちゃんが話せない事を知っているので、そこに変な期待もプレッシャーも存在しません。お互いにがっかり感や、話し手が焦燥感を覚える事も少ないと思います。

母語の習得した過程を考えると、文法学習はそんなにした記憶がありませんよね。
ただ、第2外国語を学習する場合はやはり、文法のルールを知っていた方が効率がいい事も事実です。

しかし、文法にとらわれ過ぎて思うように話せないようでは、逆効果ですよね。
中国語を中国で勉強したときは、文法学習はあまりしませんでした。だから、人に文法について聞かれると困ります。(笑)
皆こう話している。こんな風にこういう場合は表現する、そんな感覚で身に付いています。

英語もこういう感覚で身に付いたら忘れないし、いいなぁーと思っていますが、まだまだ時間が必要なようです。
我慢強くリスニングを続け、成り行きを見守ろうと思っています。(笑)

Effortless English
では、文法学習はするなと強調していますが、まったく必要ないと言う事ではありません。知識として知っている程度でいい。それに囚われて上手く話せない事の方が問題だと言っています。Do you want to really SPEAK English automatically?

automaticallyに英語が話せるように早くなりたいなぁと思う今日この頃です。(笑)


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